2013年12月07日
久しぶりの東大駒場キャンパスでの一日
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12月7日は終日東大総長杯弁論大会で審判委員長を務めることになった。事前の準備から終了後の懇親会まで、文字通り終日缶詰になる。会場は東大駒場900番教室。
日ごろ、日本人の自己発信力の低さに危機感を覚える者として、ささやかな貢献をしたいとの思いで引き受けた。
50年ほど後輩になる学生の弁論を聞かせてもらっていることに、しみじみと感慨を覚えた晩秋の一日だった。
最近の東大弁論部での第一の印象は、女子部員の増加傾向だ。成長戦略の一つに上げられ女性の活躍への期待を先取りしているような雰囲気が感じられる。女子の参加で以前にはなかった華やいだ雰囲気になっている。50年前はキャンパス内に女子の姿はほとんど無かったのだから隔世の感を禁じえない。
老先輩としては、女子の評判が気になるところ。早速、男子部員数人に聞いてみたところ・・・いわく「女子は自分の利益になるかならないかに敏感だ」との指摘。利害を度外視して面倒な役をすることはないのだそうだ。女子の計算高さは言いえているかな・・・。
短期的な利害を超えた発想ができなければ、大を成すことにはなりにくいということを助言した次第。女性経営者の中にムダを投資と考える発想のできる人は少ないのではなかろうか。遊び、ゆとりといったことの価値を考えてもらいたい。
大人数の前で堂々と訴える弁論。そうした能力を身に付けたいという若者が増えることを祈っている。
東大駒場キャンパス。晩秋のスナップ写真をお楽しみいただきたい。
kikitaiou at 09:00│Comments(0)