2018年03月14日

ロシア元情報機関員への報復毒殺未遂事件

      英南部ソールズベリでのロシア連邦参謀本部情報総局セルゲイ・スクリパリ元大佐親子らが渋滞で発見された事件で使用された毒物が旧ソ連軍用神経剤「ノビチョク」と英国捜査当局によって特定された。
  英国(メイ首相)は「国家としてのロシアによる英国への直接的な行為か、または露政府が神経剤の管理を怠った結果だ」として露政府の非常に高い関与可能性を指摘・非難した。
  露側は全面否定。
  元大佐は英ロ両国の二重スパイであったが2010年にスパイ交換され英国に亡命していた。
  2人はレストランでの飲食後意識を失った。
  真相究明は容易ではないが英当局はさらなる追求の手がかりがあろう。
  旧ソ連・ロシアの情報機関員の裏切りに対する見せしめ報復の可能性大。
  ロシア情報組織の関与が濃厚。
  放射性物質ポrpニウム使用でリトビエンコ元少佐殺害(06年)の犯行と重なる部分が多い。
  犯行をばれにくくするため犯人は少人数であろう。
  毒物入手という点で現ロシア当局の関与は濃厚だ。
  ある意味でロシア情報機関の関与を誇示していることから、ロシア当局の現在の情報機関員に対する警告であろう。
  
  
  


kikitaiou at 11:18│Comments(0)

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