新人公務員に向けて
2013年07月23日
21世紀を担う新人公務員に期待するもの ~地域力の創造~
自治体新採用者への講演レジメです(平成23年4月)
はじめに 自己紹介・・・危機管理は市民への思いやりの原点
(1) 新たな時代にふさわしい地域社会の再生(他人への思いやりの心)
(2) 可能性に満ちた川崎市への愛情
(3) 洋々とした皆さんの未来
1 プロとしての自覚
* 初心を忘れずに・・・公務員を志した今の気持ちを大切に
* 自己修養・自修自得・・・無限の可能性
* 大人は「他人には寛容に、自己へは厳しく」が原則
* 現場主義・・・現場重視、上から(役人・お上)目線ではなく
2 公務員と会社員の違い
市民への奉仕に徹することができる公務員(奉仕の精神)
利益を出すことを最優先にしなければならない会社員
どうしたら“市民にとって一番良い”のかと考えることを最優先にできる公務員
* 思いやりの精神
* 感謝の精神
3 公務員を見る厳しい目
バブル崩壊後の厳しい状況下、 死に物狂いのサバイバルを経験した市民
公務員への期待の大きさ
* 公務員としての倫理・・・愛する人や家族に話せないことしないこと
* 「李下に冠を正さず」「一隅を照らす」「奉仕の精神」「声なきに聴く」
4 市民の為に・市民と共に
「情報公開」「説明責任」の原則を前提に
市民の協力を得て(参加型)
* 対話能力の向上 *聞き上手の勧め
5 安全・安心への配意・・・危険に満ちているとの認識から(「まさか」が現実に)
市民の“安全安心”への関心の高さ・・・公務員の本来業務との認識
先ずは自らと家族の危機管理
日常勤務を通じた危機管理
* 他人に頼ってはならない * 健康な体(体力は自らの手で養う)
* 経済生活面での計画性 * 逃げてはならない(たらい回し)
6 ワーク・ライフ・バランス
公務員という専門職職業人としての側面
個人としての私生活の側面・・・第3者目線・自分を客観的に見る第2の目
公務員としてのやりがい・充実感が個人としてのやりがい・充実感になるように
* 廉潔の精神
* 正々堂々と胸を張って
7 はなむけ
(1)「歩一歩高うして万景拓く」
(2)「半歩前の精神」
(3)「もうはまだ・まだはもう」<要は万事「心がけ次第」ということ
(4)5分前の精神
(5)「他山の石」に学ぶ(他人の振り見て我が振り正せ)
(6)「言必ず真、約必ず果たす」
(7)青い鳥症候群・自分探し強迫症
(8)ネアカ、のびのび、へこたれず
(9)尊敬する先輩を見つける・相談できる仲間を見つける
(10)「朝の来ない夜はない」
8 おわりに
時間は誰にも平等、皆さん次第
5年後・10年後の自分像を心に抱いて
感謝・反省
「働き」(人の役に立つ)と「稼ぎ」(生活の糧を得る)
変化を楽しむ・・・積極性
「創造」は逃げない心から・・・“ピンチはチャンス”と頑張ってください
無難な守りに回ってはいけませんよ・・・「易きに避けて難きに着く」
若い皆さんいは、あえて難しいことに挑戦して欲しい