投稿者からのメッセージ

2013年12月04日

二水会

広く内外情勢に関する勉強会を新たに開催いたします(第4回会合は12月11日・水曜日です)。ご関心のある方はどなたでも御参加いただけます。

         日時:毎月第2水曜日18:30~20:30
          場所:豊洲シェルタワー32階3212号室パーティールーム(東京都江東区豊洲5-5-1 )
         会費:年3万円(うち1万円は本機構年会費)
     
                                                                       NPO法人 危機対応能力開発機構    
                                                                  



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2013年08月04日

20歳代の過ごし方を考えよう ~“就社”でく“就職”という発想&警察官という選択の薦め~

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 職業選択は人生の選択の中でも最も重要な選択といえよう。若い皆さんの参考になればと、研究室などを訪ねてくる大学生に話している、いくつかの率直な本音の、私のアドバイスを披露してみよう。

若い皆さんの生きる時代は「変化の激しさ」が特徴になる。しかも、情報技術の変化を中心に変化のスピード感が違う。当然のことだが職業を巡る環境の変化も激しくなるだろう。そこでは、さまざまな変化を読むことが欠かせない。

時代の変化の方向性を感じる力が大切だ。そうした前向きの発想に向いている人にとっては面白い時代ということだ。

働き方も多様化しその中から働き方を選択することが可能になろう。

そこでは不確実性を楽しむタフさや、時間効率のいい働きのスキル、思考の柔軟性などが求められる。

だからと言っていいことずくめというわけにはいかない。格差も増す可能性が高い。

皆さんの生きる時代は、自己責任の社会ということだ。

就職に際しては、まず考えるべきことは、会社でなくどういう生き方をするのかということが重要になるということだ。会社は変転極まりない浮き沈みが避けられないということだ。そうした環境では、会社よりも、どんな仕事が求められるかという尺度となる。いいかえればどういう仕事をしたいのかということだ。どんな仕事をしたいのかということで選んだ場合には、転職もそんなには苦にはならないということだ。

だから、「就社」でなく、「就職」という意識を持つことが大切になる。

変化の時代、多様な選択を楽しむというタフなタイプでない人や自己責任でリスクをとるような生き方が好みでない人には、社会を取り巻く環境が変化しても、決してなくならない仕事を選択することだ。

たとえば、警察官や消防士などといった職業はその最たるものだ。どんな社会でも警察や消防の仕事はなくならないという意味で。

何をしたいのかという問いに答えが出ない人にとっては、どこで住みたいのかということから考えてみることも大切な要素になる。今住んでいるところにいたいのか?どこか他のところに住みたいのか?生まれ育った故郷に住みたいという人にとっては、それを可能とするにはどういう職業についたらいいのか?と考えることになる。

実は、若い時代、多くの人にとっては20歳代に最初に就職した会社で、「何を学んだのか」ということが、人生を通じて大きな財産になっていく。特に、転職の慣行の少ない日本では、どこに就職するのかということが後の職業人生に大きな意味を持つことになる。

逆人言えば、20歳代でそうした職業スキルを習得できないということのハンディキャップさも忘れてはならない。現実的な発想としては、可能な限り正社員となって職業教育の機会を逃さないことだ。派遣社員やフリーターは避けたいものだ。

大会社に就職すると、自然に、会社の備えたさまざまな教育のプログラムを受けることがきる(享受できる)ということで、一般的に有利だとされてきた(これが常識というもの)。大方の親御さんなどが、大会社の安定した環境に就かせたいというのは、そうしたことを含めたアドバイスなのだ。

警察官になると警察学校での訓練をはじめ安全安心関連の専門的な教育課程が準備されている。

何よりも人々の安全安心のためになるという仕事への誇りが充実した日々の生きがいとなる。民間企業では利益を出して初めて存続が可能になるということだが、公務員の場合には、どれだけ社会にとって必要なのかが存族のもとになるという違いは大きい。平たく言えば、公務員にとっては、金儲けが第一の価値ではないということだ。

警察官としてそれぞれの都道府県単位での暮らしをゲットするということでもあるということだ。郷土志向の人には特にお勧めということだ。

警察官になるということで、安全と安心という分野での専門家としての知識、訓練、経験などを身につけるということは、人生を通じての大きな財産となることは請け合いだ。
 
警備会社をはじめ安全安心関連の職業への転職も可能だ。また、定年後にも、地域社会で安全安心の専門家として頼りにされるだろう。

警察官という選択肢も含めて、各自の将来を、じっくりと考えてみてほしい。




kikitaiou at 14:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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